不動産ニュース / 開発・分譲

2024/11/12

フージャース、仙台の中心市街地で分譲マンション

「デュオヒルズ仙台一番町一丁目」完成予想モデル

 (株)フージャースコーポレーションは、分譲マンション「デュオヒルズ仙台一番町一丁目」(仙台市青葉区、総戸数79戸)の販売を開始した。「仙台」駅西口へアーケードを使いほぼ雨に濡れずアクセスできるほか、生活利便施設が集積しながらも比較的静かな立地で、ファミリーや単身女性の職住近接ニーズや富裕層のセカンドニーズを取り込んでいく。

 同物件は、JR東北本線他「仙台」駅徒歩13分に立地する、鉄筋コンクリート造15階建てのマンション。建設地はオフィスビル跡地で、仙台駅に連なる一番町の商業集積エリアの南端に位置。複数のアーケード街を使えば、ほとんど雨に濡れず駅までアクセスできる。

 住戸は、全戸が南向き。1LDK~3LDK、専有面積約30~62平方メートル。1LDKが4スパン48戸、2LDKが2スパン27戸、3LDKが4戸。直床二重天井、天井高は2,450mm(最上階のみ2,500mm)。1LDKは食器棚が標準、2LDK以上は床暖房が標準。2LDKはスパン6,700mmと7,800mm、3LDKは9,000mmのワイドスパンが特長。また内廊下の北面は曇りガラスで覆われており、特徴的な外観となる。

 6月にホームページを立ち上げ、これまでのエントリーは約300件。モデルルームを9月14日にオープンし、80組が来場している。11月1日からモデルルーム来場者等への優先販売を開始。すでに10戸に申し込みが入った。現在先着順で販売中の5戸(2LDK・3LDK、専有面積42~62平方メートル)は4,398万~6,998万円。坪単価は約350万円。

 一番町エリアは、地元住民や地縁のある人には、生活利便性の高い場所として認知されており、実需層は県庁勤務者や東北大学勤務者などから、セカンド目的ユーザーは東北全域や東京在住者からも反響を得ている。順次1LDKの販売も開始し、単身女性などに訴求していく。

物件北側は内廊下となる。前面が曇りガラス張りとなっており、特徴的な外観

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