不動産ニュース / その他

2024/12/5

住宅の「サーキュラーエコノミー」移行へ/積水ハ

 積水ハウス(株)は4日、「家がまた誰かの家に生まれ変わる『循環する家』Circular Design from House to House」(以下、「House to House」)と、2050年までの達成目標を宣言した。

 「House to House」とは、あらゆる段階で資源の効率的・循環的な利用を図りつつ、付加価値の最大化を目指す社会経済システム「サーキュラーエコノミー」への移行における同社の取り組み。現在、3万点以上からなる家の部材を見直し、リサイクル部材(リユース、リニューアブル等を含む)だけで構成された家づくりを推進。その持続可能な資源利用を目指し、「つくり方から、つくりなおそう。」をスローガンに掲げ、活動している。

 サーキュラーエコノミーへの移行に向け、「サーキュラーデザインプロジェクト」として3つの領域を体系化。建物の長寿命化と長期利用に取り組む領域「住宅の長寿命化」は、長期優良住宅やスムストックといった取り組みを推進。「自然資本の持続可能な利用」では、住宅の資源を調達する際、フェアウッド(伐採地の森林環境や地域社会に配慮した木材・木材製品)調達を実施。「住宅部材と原材料の循環利用」領域は、住宅を新築・改修・解体する際、部材と原材料の循環利用に取り組んでいる。

 同社の取り組みや構想を広く発信することで、サプライヤーをはじめ業界のさまざまな関係各所と協力しながら「サーキュラーエコノミー」移行につなげていく考え。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年2月号
時代とともに変わる、シェアハウスの形
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/1/5

「月刊不動産流通2025年2月号」発売中!

月刊不動産流通25年2月号販売中♪
特集は「多様化するシェアハウス」。かつてはコスパを求め住む人が多かったシェアハウスですが、最近は新たな出会いや価値観に触れる場として、あえて選ぶ人が増加。とある物件では多様な世代・世帯が1つの家族として子育てをしているそうで…!