不動産ニュース / 調査・統計データ

2024/12/5

初の一人暮らし、内見時のチェックポイントは「日当たり」

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は5日、「不動産のプロに聞いた!『はじめての一人暮らしでチェックすべきポイント』ランキング」を発表した。賃貸物件で初めての一人暮らしを希望するユーザーを担当したことがあるアットホーム加盟店を対象に、インターネットでアンケート調査を実施。494サンプルの有効回答を得た。

 初の一人暮らしで内見の際にチェックすべきポイントを聞いたところ、「日当たりの良さ」が38.1%とトップに。不動産会社からは「湿気に悩む人が多いので、日当たりと風通しの良い所がおすすめ」「部屋が暗いと気分も落ち込みがちになる」といったコメントが挙がった。2位は「スマートフォンの電波が入るか」(34.0%)、3位は「水回りのきれいさ」(30.6%)。「居住空間で電波が入らないと不便だと思うから」「きれいさの確認に加えて、洗濯機置き場のサイズも確認するといい」などのコメントが見られた。

 不動産会社に訪問する前に事前にやっておくべきことのトップは、「家賃の予算を決める」(74.7%)だった。次いで、「入居したい時期を決める」(65.6%)、「譲れない条件・設備を決める」(63.8%)。不動産会社からは「月々の支払いは光熱費等もあるので、しっかりと支払い計画を立てる必要がある」「入居時期により紹介する物件が変わってくる」「希望が定まっていない状態でいろいろな物件を見ると、目移りして決められないことがある」などのコメントが寄せられた。

 また、接客の際、住まい探しについて思い違いをしているユーザーがいたかについて聞いたところ、47.6%が「はい」と回答。その内容は、「共用部分の散水栓や外部電源は勝手に使っていい」「ライフラインの手続きも不動産会社が代行する」「部屋にいる日数分の家賃の支払えばいい」など、ライフラインや初期費用・家賃、設備に関することのエピソードが見られた。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。