不動産ニュース / その他

2024/12/6

原宿の商業ビル4棟をリブランディング

それぞれのビルの個性に合わせてリニューアルされた新ブランドのロゴサイン

 (株)LOOPLACEは6日、いちご地所(株)が所有する4棟の商業ビルの改修工事を実施し、商業ビルブランド「dot.(ドット)」シリーズとしてリブランディングしたと発表した。

 リニューアルした旧「いちご原宿通りビル」「守谷ビル」「神宮前426ビル」「RISA(ライサ)」は、いずれも原宿のキャットストリートに立地。アパレルショップを中心としたテナント構成で、若者のカルチャー発信に寄与してきた小規模ビル。同エリアに点在している強みを生かし連携するため、運用の見直しと新しいビルブランドの立ち上げを行なった。

 サイン関連の見直しを中心に、これまでバラバラだったビル名称の変更(「dot.harajuku」)や各種テナントサイン、館名サインを更新。空地活用として設置される自動販売機にも、にぎわいの創出を演出するデザインとしている。治安維持対策では、路上喫煙や落書き等の抑制のために、景観を損なうような注意書きを設置するのではなく、デザインの統一性を図りながらグラフィックを取り入れ抑制する手法を採用。路地入口のサイン看板をLEDによるグラデーション照明で演出を図り、開かれた路地に再生している。

 なお「守谷ビル」は、2階から3階への階段伸長工事、3階専用部内装整備工事、窓枠拡張工事を実施。階段増設工事により、路面から直接3階店舗へのアクセスが可能となった。新たな試みとしてポップアップスペース出店も募集する。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。