不動産ニュース / 開発・分譲

2024/12/6

地所レジ、心斎橋エリアで免震タワマン

「ザ・パークハウス 心斎橋タワー」外観完成予想CG

 三菱地所レジデンス(株)は6日、分譲マンション「ザ・パークハウス 心斎橋タワー」(大阪市中央区、総戸数222戸)第1期78戸の登録申込受付を開始したと発表した。販売拠点「三菱地所レジデンス 大阪ギャラリー」の販売物件第2弾。

 大阪メトロ御堂筋線「心斎橋」駅など3駅5路線が利用可能。高級ブランドが集積する御堂筋に至近な希少性の高い立地。敷地面積1,995.45平方メートル。建物は、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上35階地下1階建ての免震構造で、ZEH-M Oriented仕様。

 30・31階に2層吹き抜けのビューラウンジを設置し、希望する入居者が利用できるドリンクセラー(全18区画)も用意。30階には、ビューバス付き2面開口のゲストルームを設けた。また、DXYZ(株)の顔認証プラットフォーム「FreeiD」を導入し、防犯性と利便性を向上。さらに、地上20階まではGAUSIUM社の清掃ロボット「Phantas」が清掃する。個別の宅配ボックスや、スマートフォンで操作できる機械式駐車場の出庫予約システムも設ける。

 住戸は地上4階以上。間取りは1LDK~3LDK、全27タイプを用意。専有面積は42.77~151.33平方メートル。4~25階を「GRACE FLOOR」、26~33階を「ROYAL FLOOR」、34・35階を「PREMIUM FLOOR」とする。全住戸に電気錠を、角住戸には7連コーナーサッシを採用した。また、管理会社である三菱地所コミュニティ(株)に理事会業務(組合運営業務)を委託できる外部管理者(第三者管理)方式を採用している。

 販売価格は6,490万~7億2,000万円。最多価格帯は、7,100万円台・7,900万円台・9,600万円台・1億4,100万円台(各3戸)。竣工は2026年9月上旬、引き渡しは同年12月中旬の予定。

ビューラウンジ完成予想CG

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免震構造

大地震による揺れをできるだけ小さくして、心理的恐怖感や家具の転倒などによる災害を少なくするために、建物の基礎と土台の間に防振ゴム(積層ゴム)を挿入するなどの構造を免震構造という。マンションでの採用が多いが、一戸建て住宅に採用するケースも多い。

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