不動産ニュース / 開発・分譲

2024/12/17

京都の「田の字」エリアで等価交換マンション

「ファインレジデンス烏丸五条」外観完成予想図CG

 ミサワホーム(株)は17日、京阪電鉄不動産(株)とミサワホーム近畿(株)と共に開発を進める分譲マンション「ファインレジデンス烏丸五条」(京都市下京区、総戸数49戸)の販売を開始したと発表した。

 長年更地で活用していた土地のさらなる有効活用を図りたいという土地所有者の要望に基づき、ミサワホームが等価交換のスキームを提案。部分譲渡方式が採用された。

 同物件は、地下鉄烏丸線「五条」駅徒歩3分に立地。商業・行政・文化の中心として栄え、観光名所や伝統的な店舗も多く存在する「田の字」エリアに位置。敷地面積439.10平方メートル。建物は、鉄筋コンクリート造地上11階建て、延床面積3,802.83平方メートル。専有部は、46平方メートル台から100平方メートル台の2LDK~3LDKの間取りを中心とした全6タイプ。南向き中心の住棟配置で、開放感と採光性を確保する。

 建物の外皮断熱性能の向上と高効率の省エネ設備およびシステムを導入することで、共用部を含むマンション全体で1次エネルギー消費量を20%以上削減。BELSの最高ランク5を取得し、ZEH-M Orientedおよび低炭素建築物に認定されている。

 販売戸数は5戸。専有面積は54.46〜70.36平方メートル、間取りは2LDK・3LDK。販売価格は5,798万~7,988万円。竣工は2025年10月下旬、入居は26年3月下旬を予定している。

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等価交換方式

土地の上にマンションなどの建物をディベロッパーが建設し、土地と建物の評価額に応じて双方が土地と建物を取得する方法をいう。地主は自己資金を必要とせず、土地の一部を提供することにより、等価の建物の一部を取得することになるのが特長。

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