不動産ニュース / 政策・制度

2024/12/18

「人生100年時代の住まい」モデル、2回目を選定

 国土交通省は18日、2024年度2回目となる「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」として、10事業を選定したと発表した。

 同事業は、高齢者・障害者・子育て世帯など誰もが安心して健康に暮らせる住環境の整備を促進するため、ライフステージに応じて変化する居住ニーズに対応したモデル的な取り組みを実施する民間事業者等を公募し、そのプロジェクトを支援するもの。

 選定されたのは、mitosaya(株)による「元保育園を改修した、全世代の人たちが役割を持ちながら暮らす集合住宅兼複合施設」(千葉県君津市)や、(公財)近江兄弟社の「がんや難病、障害を持った方も最期まで自分らしく暮らせるヴォーリズの『我が家』」(滋賀県近江八幡市)、大阪府住宅供給公社の「香里三井団地ニコニコのデザインプロジェクトー学生と住人によるコミュニティ拠点整備」(大阪府寝屋川市)など。

 なお、同事業の「支援付き住宅型」「子育て住宅型」「子育て公営住宅型」は13日に締め切られ、24年度の公募がすべて終了した。

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