不動産ニュース / 開発・分譲

2025/1/9

保証会社と連携し、学校の留学生受け入れを支援

業務提携によるスキームを活用した場合の、レオパレス21、H.I.F.、学校法人、留学生の相関図

 (株)レオパレス21は8日、学校法人の留学生受け入れサポートを目的に、家賃・敷金保証サービスを提供するH.I.F.(株)と業務提携を締結したと発表した。

 近年、留学生の増加とともに、その受け入れを拡大する学校法人も増加。従来入居する予定であった学校所有の寮の空室が無く、留学生が一般賃貸住宅に住まうケースも増えているという。一方で、一般賃貸住宅を用いた寮の提供等は、部屋の手配や管理に伴う業務、家賃滞納リスク等が課題となり、対応できていない学校法人も多い。

 今回の業務提携は、レオパレス21が賃貸人として運営する賃貸住宅を学校法人が借り上げ、学生に転貸借する。その学校法人に対して、H.I.F.が家賃保証を行なう内容。入居者から期日までに家賃の支払いが無い場合、保証委託契約を取り交わしている部屋分の月額利用料金をH.I.F.が収納代行会社を利用して全額入金し、無断退去の場合も同社が保証。家賃未払いの際の回収も行なうことで、学校法人の負担を軽減する。また、近隣トラブル等、入居者の生活相談に対しても、H.I.F.が10ヵ国後で対応する。

 なお、現時点では大学・短大・専門学校・日本語学校などの学校法人を対象にしたサービスとするが、将来的には外国籍労働者を雇用している企業への展開も検討する。

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