(株)東急コミュニティーは1月30日、北海道ボールパークFビレッジ(北海道北広島市)で、全国の自治体職員向けセミナーをオンラインと併用で開催した。
同社は、国土交通省PPP協定パートナーとしてPPP/PFIの普及と啓発、スポーツ施設の管理・運営を通じた地域の活性化やにぎわい創出を目指しており、今回のセミナーもその一環。
「スポーツ施設を核としたまちづくり ~北海道ボールパークFビレッジから学ぶ官民連携のカタチ~」と題したセミナーでは、自治体と共にPPPの推進・支援に取り組んできた同社が、PPP/PFIが拡大するスポーツ施設において、官民連携による成功事例やその効果、課題や解決のポイントについて、多角的に紹介した。
(株)民間資金等活用事業推進機構官民連携支援センター副センター長の野村直弘氏が「PPP/PFIの基礎知識と実施手法の解説」、北広島市副市長の川村裕樹氏が「プロスポーツを生かした地方創生と新たな官民連携のカタチ」を講演した。また、(株)ファイターズスポーツ&エンターテイメント執行役員開発本部副本部長兼開発・企画統括部長の小林 兼氏は「北海道ボールパークFビレッジを核としたまちづくり」をテーマに講演した。
全国の自治体より多くの職員が参加。現地視察も行なわれ、参加者からは、「今後大きな施設の整備において参考になるものと感じた」などの声が挙がった。