不動産ニュース / その他

2025/2/17

東急不HD、グループ3社で資源循環の取り組み

オフィス、マンションに設置された回収ボックス

 東急不動産ホールディングス(株)は17日、東急不動産(株)、(株)東急コミュニティー、東急リゾーツ&ステイ(株)で展開・管理する68施設において、衣料品・雑貨品回収サービス「R-LOOP(アールループ)」の展開を開始したと発表した。

 同サービスは、(株)BPLabとブックオフコーポレーション(株)が展開する、回収ボックスを通して不要品をリサイクルする取り組み。

 東急不動産ホールディングスは2023年12月、リサイクル・リユースプラットフォームと衣類などの回収・運搬・リサイクル等の提供を目指してBPLabと契約を締結し、不要になった衣料品・雑貨品の回収サービスを10施設で試験的に導入。好評を得たことから、取り組みを拡大することとした。

 24年11月から、東急不動産ホールディングスグループで保有・管理するオフィス40施設、分譲・賃貸マンション24施設の計64施設に回収ボックスを設置。2ヵ月間で約3,386kgを回収した。また、東急不動産の分譲マンション「BRANZ(ブランズ)」マンションギャラリーでは、来場者用スリッパを回収、スリッパから繊維を再生し、その繊維でエコバッグを作成。引き渡し前の内覧会のときに契約者へプレゼントする取り組みを開始している。さらに、東急リゾーツ&ステイが運営するスキー場4ヵ所には、衣類やパスケース、ゴーグル、サングラスを回収するボックスを、25年3月31日まで設置する。

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