
三菱地所(株)、農林中央金庫、JA三井リース建物(株)、東銀リース(株)は20日、マルチテナント型冷凍冷蔵物流施設「ロジクロス大阪大正II」(大阪市大正区)を1月20日に着工したと発表した。
阪神高速第17号大阪線 「大正東出入口」から約4km。大阪都心から10km圏内に位置。大阪シティバス「鶴町一丁目」バス停から徒歩約5分と、通勤の利便性も高い。敷地面積約2万1,660平方メートル。鉄骨造地上4階建て。延床面積約4万5,430平方メートル。全区画、温度をマイナス21度~プラス5度(一部マイナス27まで可能)で設定ができる可変式を採用。低温度帯の保管が行なえる物流倉庫の自社所有開発が荷主にとって困難となっていることを受け、マルチテナント型施設として供給することで、初期投資を抑えた拠点立ち上げや既存施設建て替えまでの一次ニーズ等に対応する。屋上に太陽光パネルを実装し、発電した電力を自家消費する。また、自然冷媒、節水器具や断熱材にグリーン購入法適合品・エコマーク認定品を採用するなど環境にも配慮し、ZEB、CASBEE Sランクを取得した。
竣工は、2026年10月末の予定。