不動産ニュース / 開発・分譲

2025/2/28

三井不他、横浜市初の大型ParkーPFI事業

大通り公園1区完成予想図

 三井不動産(株)を代表企業とする4社(※)は28日、横浜市初となる大型ParkーPFI事業となる「横浜市日本大通り公園1区~3区リニューアル事業」の事業者に選定されたと発表した。

 同公園は、JR根岸線「関内」駅徒歩1分、横浜市営地下鉄「伊勢佐木長者町」駅直結、両駅間約1.2kmに及ぶ街路型公園。4社は「関内」駅前で大規模複合再開発「BASEGATE横浜関内」を推進中。同市のまちづくり方針を踏まえ、「LIVE(活き活きと暮らす)×PARK」をコンセプトにプロジェクトを推進する。

 最も「関内」駅に近い1区を「LIVE GREEN(憩い)」、2区を「LIVE FESTA(賑わい)」、3区を「LIVE INTRACTION(交流)」をテーマとした場を整備する。敷地面積は、1区が約3,120平方メートル、2区が約5,110平方メートル、3区が約6,700平方メートル。

 公園利用者の多様な過ごし方に応えるため、1区にはウェルカムガーデン、2区にはイベント広場、3区にはプレイグラウンドを整備。1~3区すべてに飲食店舗や休憩所を配置し、周辺にはデッキテラスを設け、花や緑を楽しみながら滞在できる空間を創出する。また、大通り公園のシンボルであるメタセコイア並木を保存し、新たな植栽による緑の軸線の強化や生育環境改善によるグリーンインフラ機能の向上を目指す。

 2026年1月より工事開始。27年春竣工・開園を予定している。

 (※)代表企業の三井不動産(株)、京浜急行電鉄(株)、(株)ディー・エヌ・エー、東急(株)

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