不動産ニュース / 調査・統計データ

2025/3/11

新築小規模戸建て価格、首都圏は3ヵ月ぶりに下落

 (株)東京カンテイは10日、2025年2月の主要都市圏別・主要都市別新築小規模木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。

 首都圏の平均価格は5,461万円(前月比2.0%下落)と3ヵ月ぶりに下落した。都県別に見ると、東京都は6,865万円(同1.5%上昇)と3ヵ月連続で上昇、神奈川県は4,945万円(同0.2%上昇)、埼玉県は4,416万円(同0.8%上昇)と2ヵ月連続の上昇、千葉県は4,485万円(同0.1%下落)とわずかに下落した。

 近畿圏は3,904万円(同3.8%下落)と4ヵ月ぶりに下落し、4,000万円台を割り込んだ。主要府県別では、大阪府は3,808万円(同5.3%下落)、兵庫県は4,440万円(同0.2%上昇)、京都府は3,684万円(同9.2%上昇)。兵庫県は5ヵ月連続の上昇となった。

 中部圏は4,145万円(同3.8%上昇)と4ヵ月で上昇。愛知県は4,131万円(同3.0%上昇)と3ヵ月連続で上昇した。

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一戸建て

独立した一軒の家屋がひとつの住戸となっている住宅。「戸建て」も同じ意味である。これに対して、複数の住戸で構成される建物を「集合住宅」「共同住宅」という。

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