
三井不動産レジデンシャル(株)とコアレックス信栄(株)は14日、マンション入居者が捨てるゴミを回収し、トイレットペーパー等に再資源化するサービスを開始した。
楽しみながら持続的に脱炭素活動を実践する「くらしのサス活」の一環。
第1弾では、入居者の不要になった衣類・雑貨をリユース等で次の利用者へ届けるサービス「くらしのサス活 Circular Action」を計20棟の建物で導入している。第2弾となる今回は、入居者からレシートや空箱等の雑がみ類を回収。コアレックス信栄の独自技術を活用し、共用部分で使うトイレットペーパーやティシュペーパーにリサイクルする。入居者は専用の回収袋に入れてゴミ置場へ出すだけで、脱炭素活動に参加することができる。
回収される雑がみ類を単純焼却する場合に比べ、約62%のCO2排出量が削減できる見込み。リサイクル結果は、「リサイクル証明書」として管理組合へ提出し、環境貢献の度合いを見える化する。
同サービスは、豊洲エリアの2物件約800戸で開始した。今後は、同社が提供する新築分譲マンションや同社グループが管理する竣工済みマンション等に順次拡大していく。