
(株)フージャースコーポレーションのコンパクトマンションブランド「デュオヴェール」大阪進出初弾となる「デュオヴェール豊中曽根」(大阪府豊中市、総戸数52戸)が順調な売れ行きを見せている。発売開始から約3ヵ月で供給した20戸が完売。競合他社とのエリア戦略の差別化が奏功した。22日からは第2弾となる「デュオヴェール南茨木」(大阪府茨木市、総戸数53戸)の1期販売を開始する。
デュオヴェールは首都圏など大都市圏中心に、単身女性をメインターゲットに供給してきた。都心中心部ではなく、郊外の落ち着いた住宅地を中心に供給することで、治安や住環境を重視する女性に訴求しており、大阪でもこの手法を踏襲する。2024年11月に大阪・梅田に常設のモデルルーム(レジデンスギャラリー)を開設。今後も販売拠点としていく。
初弾の「デュオヴェール豊中曽根」は、阪急宝塚線「曽根」駅徒歩4分に立地。建物は、鉄筋コンクリート造地上14階建て。住戸は1フロア3戸。すべて1LDK、専有面積約32~40平方メートル。ウォークインクローゼット(一部除く)、カップボード、コスメカウンター(一部)、3口コンロ、シューズインクローゼット(一部除く)などが標準。1期2次7戸の予定価格は、3,100万円台~5,000万円台。坪単価は360万~370万円。
モデルルームへの来場者数は約100組。これまでの購入者のほとんどが、豊中市在住の30~40歳代の独身女性。9割が実需。人気の住宅街である北摂エリアでは珍しいコンパクトマンションに人気が集まった。
第2弾となる「南茨木」は、阪急京都線他「南茨木」駅徒歩3分に立地。建物は鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上7階建て。住戸は1LDK・2LDK、専有面積約30~43平方メートル。1期1次2次で18戸前後の供給を予定。販売予定価格は2,700万円台~5,000万円台。坪単価350万円。25年2月1日からのモデルルーム来場者数は50組。地元茨木市在住者に加え、大阪市内、京都市内からも反響があるという。
