不動産ニュース / 開発・分譲

2025/3/18

日本GLP、大阪に2棟の冷凍冷蔵物流施設

「GLP 南港I」外観イメージ

 日本GLP(株)は17日、全館冷凍冷蔵物流施設「GLP 南港I」・「GLP 南港II」(いずれも大阪市住之江区)の開発を発表した。

 「GLP 南港I」は、阪神高速4号湾岸線「南港中」ICから約1.2kmに立地し、梅田までは約10kmと大阪市中心部へのアクセスに優れる。南港ポートタウン線(ニュートラム)「南港東」駅から約700mと、雇用確保にも適した立地。敷地面積約3,600平方メートル。鉄筋コンクリート造地上4階建て、延床面積約7,700平方メートル。2~4階は冷凍庫エリアで、有効天井高を6.0m確保する。開発はJA三井リース建物(株)が行ない、日本GLPは竣工後に取得する予定。冷凍冷蔵物流会社に1棟貸しする計画。
 すでに着工しており、竣工は2026年2月を予定する。

 「GLP 南港II」は阪神高速4号湾岸線「南港北」ICから約4.9kmに立地。主要高速4路線がアクセス可能な距離にあるため、兵庫県、京都府、奈良県など関西エリアへの配送に優れる。敷地面積約7,000平方メートル。鉄骨造地上5階建て、延床面積約2万1,000平方メートル。2~4階を冷凍庫エリアとし、有効天井高を6.0m確保する。2~4階の各階に採暖室を設置するほか、5階にはリフレッシュスペースを設けるなど従業員に配慮した造りとする。最大2テナントの入居が可能。
 着工は25年6月、竣工は26年12月の予定。

 いずれも自然冷媒の採用、太陽光発電設備の設置、全館LEDの整備等、再生可能エネルギーを活用する計画で、CASBEE認証を取得予定。

「GLP 南港II」外観イメージ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。