不動産ニュース / 調査・統計データ

2025/3/24

首都圏既存マンション価格、7ヵ月連続の上昇

 (株)東京カンテイは24日、2025年2月の三大都市圏中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の推移を発表した。

 首都圏は5,218万円(前月比0.7%上昇)。全域で強含みとなったことで、7ヵ月連続で上昇した。都県別では東京都が7,811万円(同1.3%上昇)で10ヵ月連続の上昇。神奈川県は3,795万円(同0.1%上昇)、千葉県は2,734万円(同0.9%上昇)といずれも続伸し、埼玉県は2,933万円(同0.3%上昇)と2ヵ月ぶりに上昇した。

 近畿圏は大阪エリアの強含みと事例シェア拡大によって、2,969万円(同0.6%上昇)と2ヵ月ぶりに上昇し直近の最高値も更新した。大阪府は3,341万円(同1.1%上昇)と3ヵ月連続で上昇。兵庫県は2,433万円(同0.9%下落)と前月に引き続き下落し、下落率自体も拡大した。

 中部圏は2,295万円(同0.8%上昇)、愛知県は2,427万円(同1.0%上昇)と、共に3ヵ月連続で上昇となり、上昇率自体も拡大した。

 主要エリアの動向を見ると、首都圏では東京23区が9,135万円(同1.3%上昇)と10ヵ月連続で上昇。都心6区は1億5,107万円(同2.3%上昇)と、25ヵ月連続で上昇している。城南・城西6区は8,043万円(同1.9%上昇)、城北・城東11区は6,094万円(同0.6%下落)。城北・城東エリアでは24年4月以来のマイナスを示すなど、都心部に隣接していない行政区の上昇度合いは引き続き弱さが見られた。

 近畿圏は大阪市が4,618万円(同2.7%上昇)と3ヵ月連続で上昇。大阪市中心6区は7,147万円(同3.0%上昇)となった。

 名古屋市は2,859万円(同1.2%上昇)、名古屋市中心3区は3,869万円(同3.3%上昇)。

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マンション

日本におけるマンションは、一般的には、鉄骨コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上の分譲共同住宅・賃貸共同住宅を指している。ただし、賃貸共同住宅の場合にはPC造・重量鉄骨造であっても、マンションと呼ばれることがある。

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