不動産ニュース / 開発・分譲

2025/4/2

三重・鈴鹿に物流施設を着工/TC神鋼不

「AS-LOGI 鈴鹿」外観イメージ

 TC神鋼不動産(株)は1日、物流施設「AS-LOGI 鈴鹿」(三重県鈴鹿市)を4月に着工すると発表した。「AS-LOGI」シリーズの第6弾。

 東名阪自動車道「鈴鹿」IC約2.3km、新名神高速道「鈴鹿PAスマート」IC約7.3km。主要エリアの名古屋に加え、四日市・桑名方面や、2024年に延伸された中勢バイパスにより松阪・津市への小口配送に適した立地となる。また、ハザードマップにおいて浸水想定区域に該当しておらず、BCP面でも優れたエリアとなる。

 敷地面積は1万2,078.01平方メートル。鉄骨造地上2階建て。延床面積は1万960.68平方メートル。トラックバースとトラック待機場、一般駐車場を備えたBOX型物流施設。
 1平方メートル当たりの床荷重は1.5t、梁下有効高は5.5mを確保し、汎用性の高い仕様とする。荷物用エレベーターと垂直搬送機を2基ずつ設置することで、上下階の荷物の搬送をスムーズにする。また、全館LED照明や節水型衛生器具を採用。48時間稼働の非常用発電機も設置することで、停電時の事業継続をサポートする。

 竣工は26年3月の予定。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

事業継続計画(BCP)

事業組織が脅威にさらされた場合に、その影響を予防・軽減し、事態の回復を図るための計画をいう。 危機管理手法の一つで、BCP(Business Continuity Planning)と略称される。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。