不動産ニュース / 開発・分譲

2025/4/4

ESR、兵庫・川西に物流施設

「ESR 川西ディストリビューションセンター2」外観

 ESR(株)は、マルチテナント型物流施設「ESR 川西ディストリビューションセンター2」(兵庫県川西市)が3月31日に竣工し、1社での入居が決定したと発表した。

 新名神高速道路「川西」ICから3.9kmに立地。同社最大の総敷地面積50万5,281平方メートルの物流施設プロジェクト「ESR川西ディストリビューションセンター」の1棟目。2期にわたり計4棟の物流施設を開発する計画。同施設と同じ第1期の物流施設「ESR 川西ディストリビューションセンター1」は、5月末竣工の予定。

 敷地面積8万1,452平方メートル。プレキャスト・プレストレストコンクリート造地上6階建て、延床面積12万4,600平方メートル。全館LED照明、トイレ・喫煙室の人感センサー付き照明等環境配慮型照明システムを導入するなど、環境・省エネルギーに配慮し、CASBEEのAランク認証を取得した。

 従業員の通勤の利便性向上のため、駅と勤務地をダイレクトにつなぐ無料のシャトルバスを運行する予定。休憩ラウンジや24時間営業のショップ、無料の託児所を完備する。ドライバー専用の休憩室やトイレも用意する。

 BCP対策として非常用自家発電設備を備え、停電時でも防災センター機能、荷物用エレベーターの一部、トイレ等が一定時間使用できる。

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2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。