不動産ニュース / 開発・分譲

2025/4/4

品川のタワマン、1期1次221戸に登録申込

「リビオタワー品川」完成予想模型

 日鉄興和不動産(株)、関電不動産開発(株)、九州旅客鉄道(株)、京浜急行電鉄(株)、中央日本土地建物(株)は4日、共同で開発中の分譲マンション「リビオタワー品川」(東京都港区、総戸数815戸)の1期1次221戸の契約を3月29日より開始。全戸登録申し込みが入ったと発表した。品川駅圏では15年ぶりとなる超高層マンション。その規模や品川周辺で進む再開発への期待から、全戸1億円超の販売価格にもかかわらず、最高倍率は139倍、平均倍率は12.3倍に達した。

 同物件は、JR線他「品川」駅徒歩13分に立地。建物は、鉄筋コンクリート造地上34階建ての免震構造で、ZEH-M Oriented仕様。竣工は2026年5月予定。港区のウォーターフロントという立地を反映し、外観やエントランス、共用部デザインは船をイメージした。スケールメリットを生かし、共用施設としてフィットネスルームやゴルフレンジ、スカイラウンジ、ゲストルーム、ワークラウンジなどを用意。マンション居住者専用のシャトルバスで品川駅とを結ぶ。

 住戸は、間取りは1LDK~3LDK、専有面積は約42~130平方メートル。1LDKが全体の2割、2LDKと3LDKがそれぞれ4割。

 24年2月22日から物件エントリー受付を開始し、エントリー数は約1万9,000件。1期は低層のコンパクト住戸の販売を行なわなかったため、販売価格は1億498万~物件最高価格となる5億2,998万円だった。1期2次は25年6月上旬販売開始予定。詳細は未定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。