大和ハウスリアルエステート(株)は、3月に複合施設「世田谷区船橋1丁目プロジェクト」(東京都世田谷区)を竣工したと発表した。
企業のCRE戦略が注目される中、同社は企業の不動産活用のソリューション事業として、収益マンション等の住居系の開発を行なってきた。需要の高まりを受け、商業施設や民泊施設、サービス付き高齢者向け住宅といった多様なアセットの開発を推進しており、今回の複合施設建設もその一環。
同物件は小田急電鉄「千歳船橋」駅徒歩2分に立地。敷地面積約1,551平方メートル。駐車場と戸建住宅を、店舗と薬局・診療所からなる複合施設(5区画)に建て替え、事業用不動産として売却した。建物は鉄骨造地上3階建て、延床面積は約1,049平方メートル。開業は5月の予定。
同社は、今回の開発を契機に住居系不動産だけでなく、商業用・事業用を含めた多様なアセットの不動産開発事業を推進していくとしている。
