不動産ニュース / 開発・分譲

2025/4/7

「淀屋橋ステーションワン」商業ゾーンを6月に開業

「淀屋橋ステーションワン」外観

 中央日本土地建物(株)と京阪ホールディングス(株)は7日、(株)みずほ銀行と共同で推進している「淀屋橋駅東地区都市再生事業」(大阪市中央区)で建設中の複合施設「淀屋橋ステーションワン」の商業ゾーンを6月23日に第1弾オープンすると発表した。竣工は5月の予定。

 中央日本土地建物が所有していた「日土地淀屋橋ビル」と、京阪ホールディングス(株)の「京阪御堂筋ビル」の共同建て替え事業。建て替え後の建物は、敷地面積約3,940平方メートル。鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造地上31階地下3階建て。延床面積約7万3,102平方メートル。高さは約150m。オープンイノベーション施設、オフィスゾーン、商業ゾーン、婚礼等でも使用できるイベントスペースで構成する。

 商業ゾーンは、地下1階がオフィスワーカーや近隣生活者が気軽に利用できるフードフロア、1階がインバウンドのニーズも視野に入れたライフスタイルフロア、2階がオフィスワーカーのランチ需要にも応えるレストランフロアと、フロアごとにコンセプトを設ける。現時点で、関西初出店、京阪沿線初出店、新業態を含む13店舗が出店する計画で、秋にかけて順次開業する。なお、商業ゾーンの運営は(株)京阪流通システムズが行なう。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。