不動産ニュース / 開発・分譲

2025/4/22

武蔵小杉のツインタワマン、26日よりモデル事前案内

エグゼクティブグレード、135.76平方メートル、2LDKのモデルルーム

 三菱地所レジデンス(株)、東京建物(株)、東急(株)、東急不動産(株)は26日より、開発を進めている分譲マンション「ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ」(川崎市中原区、総戸数1,438戸)のモデルルーム事前案内会を開始する。それに先立ち、マスコミにモデルルームを公開した。

 日本医科大学武蔵小杉キャンパスの跡地の再開発プロジェクト。JR南武線「武蔵小杉」駅から徒歩3分(サウス棟)、徒歩4分(ノース棟)、東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅から徒歩4分(サウス棟)、徒歩6分(ノース棟)、東急東横線・目黒線「新丸子」駅から徒歩6分(サウス棟)、徒歩5分(ノース棟)。
 敷地面積2万172.59平方メートル、鉄筋コンクリート造地上50階建て地下1階建ての2棟(サウス・ノース)で構成する。建物の高さは約175m(塔屋除く)。

 公開空地を広く取り、植栽を施し四季が感じられるようにデザイン。さらに東西をつなぐプロムナードを設け、ベンチなども多く設置。地域住民もくつろげるよう計画している。
 外観は建築家の隈 研吾氏がデザインを担当。「大地から生える二本の大樹」をコンセプトに、2棟を2本の木に見立て、低層部には“バークキャノピー”(樹皮をイメージした天蓋状の庇)を設け、ルーバーにより木漏れ日を演出する。2つの棟それぞれに、スカイビューラウンジ、コワーキングスペース、ゲストルームなどさまざまな共用施設を設ける。低層の商業エリアについては、サウス棟にはスーパーとスポーツジムが、ノース棟にはクリニック、ドラッグストア等が入居する予定。

 専有部については、幅広いライフスタイルに対応するため、多様なプランを用意。最高天井高約3m、設計変更の対応可能も可能な「エグゼクティブ」(50階)、最高天井高2.75m、一部設計変更対応可能な「デラックス」(44~49階)、オプション対応、使用のグレードアップ可能な「セミデラックス」(33~43階の一部タイプ)、最高天井高約2.6mの「スーペリア」の4つのグレードを用意する。
 モデルルームはエグゼクティブグレードの135.76平方メートル・2LDKをはじめとする3つのモデルを用意した。

 販売を担当している三菱地所レジデンス販売三部販売グループリーダーの大庭悠佑氏は、「1万件を超えるエントリー(資料請求)があり、モデルルームの来場予約も5月末まで予約で埋まっているなど、手ごたえを感じている」と述べた。

 販売価格や第一次の販売戸数などは未定だが、大庭氏は「平均坪単価は600万円を超えるのではないか」と述べている。

デラックス/セミデラックス、103.89平方メートル、2LDKのモデルルーム
80分の1サイズのジオラマ

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2025/4/21

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有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。