
三菱地所レジデンス(株)、東京建物(株)、東急(株)、東急不動産(株)は26日より、開発を進めている分譲マンション「ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ」(川崎市中原区、総戸数1,438戸)のモデルルーム事前案内会を開始する。それに先立ち、マスコミにモデルルームを公開した。
日本医科大学武蔵小杉キャンパスの跡地の再開発プロジェクト。JR南武線「武蔵小杉」駅から徒歩3分(サウス棟)、徒歩4分(ノース棟)、東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅から徒歩4分(サウス棟)、徒歩6分(ノース棟)、東急東横線・目黒線「新丸子」駅から徒歩6分(サウス棟)、徒歩5分(ノース棟)。
敷地面積2万172.59平方メートル、鉄筋コンクリート造地上50階建て地下1階建ての2棟(サウス・ノース)で構成する。建物の高さは約175m(塔屋除く)。
公開空地を広く取り、植栽を施し四季が感じられるようにデザイン。さらに東西をつなぐプロムナードを設け、ベンチなども多く設置。地域住民もくつろげるよう計画している。
外観は建築家の隈 研吾氏がデザインを担当。「大地から生える二本の大樹」をコンセプトに、2棟を2本の木に見立て、低層部には“バークキャノピー”(樹皮をイメージした天蓋状の庇)を設け、ルーバーにより木漏れ日を演出する。2つの棟それぞれに、スカイビューラウンジ、コワーキングスペース、ゲストルームなどさまざまな共用施設を設ける。低層の商業エリアについては、サウス棟にはスーパーとスポーツジムが、ノース棟にはクリニック、ドラッグストア等が入居する予定。
専有部については、幅広いライフスタイルに対応するため、多様なプランを用意。最高天井高約3m、設計変更の対応可能も可能な「エグゼクティブ」(50階)、最高天井高2.75m、一部設計変更対応可能な「デラックス」(44~49階)、オプション対応、使用のグレードアップ可能な「セミデラックス」(33~43階の一部タイプ)、最高天井高約2.6mの「スーペリア」の4つのグレードを用意する。
モデルルームはエグゼクティブグレードの135.76平方メートル・2LDKをはじめとする3つのモデルを用意した。
販売を担当している三菱地所レジデンス販売三部販売グループリーダーの大庭悠佑氏は、「1万件を超えるエントリー(資料請求)があり、モデルルームの来場予約も5月末まで予約で埋まっているなど、手ごたえを感じている」と述べた。
販売価格や第一次の販売戸数などは未定だが、大庭氏は「平均坪単価は600万円を超えるのではないか」と述べている。
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