不動産ニュース / ハウジング

2025/4/30

1月の不動産価格指数、住宅総合は前月と変わらず

 国土交通省は30日、2025年1月の不動産価格指数を公表した。10年の平均を100として算出した。

 同月の住宅総合指数(季節調整値)は141.3(前月比変動なし)となった。物件種別では、住宅地115.3(同1.8%減)、戸建住宅116.3(同1.6%減)、区分所有マンションは210.7(同1.5%増)だった。

 都市圏別に見ると、南関東圏は住宅総合153.3(同0.7%減)、住宅地125.3(同7.6%減)、戸建住宅120.4(同3.9%減)、区分所有マンション207.7(同2.3%増)。名古屋圏は住宅総合120.8(同1.7%増)、住宅地102.1(同1.2%減)、戸建住宅113.0(同2.3%増)、区分所有マンション188.0(同0.7%増)。京阪神圏は住宅総合151.5%(同3.8%増)、住宅地129.5(同2.2%増)、戸建住宅128.1(同9.8%増)、区分所有マンション209.2(同1.1%増)。

 東京都の住宅総合は171.6(同0.9%増)、住宅地134.1(同5.8%減)、戸建住宅131.3(同2.8%減)、区分所有マンション218.3(同2.2%増)だった。

 なお、24年第4四半期の商業用不動産の不動産価格指数(季節調整値)も明らかにした。商業不動産総合は144.3(前期比0.4%増)。物件種別では店舗156.8(同3.2%減)、オフィス180.4(同1.0%増)、マンション・アパート(一棟)は167.9(同変動なし)となった。

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ZEH

年間に消費する正味(ネット)のエネルギー量がおおむねゼロ以下となる住宅。ZEHは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で、和製英語である。

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