不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2025/5/7

減収増益/平和不25年3月期

 平和不動産(株)はこのほど、2025年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(24年4月1日~25年3月31日)は、売上高420億7,500万円(前期比5.3%減)、営業利益131億9,600万円(同1.3%増)、経常利益116億5,100万円(同1.6%増)、当期純利益95億6,500万円(同13.2%増)と減収増益。

 主力のビルディング事業のうち、賃貸収益は、前期に開業した「メルキュール東京日比谷」(東京都千代田区)、前期取得した物件の賃貸収益が貢献、空室の埋め戻しおよび増額改定に伴う賃貸収益等が増加した。また、物件売却収入は、販売用不動産売却の減少により減収。その他を含めたセグメント売上高は379億9,700万円(同6.3%減)、営業利益130億1,000万円(同2.9%増)となった。

 アセットマネジメント事業は、アセットマネジメント収益が27億8,100万円(同8.4%増)、仲介手数料が12億9,600万円(同1.9%減)となり、セグメント売上高は40億7,800万円(同4.9%増)、営業利益は23億5,500万円(同7.2%増)となった。

 次期は、売上高490億円、営業利益139億円、経常利益117億円、当期純利益97億円を見込む。

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アセットマネジメント(Asset Management)

委託を受けて不動産などの資産の形成、運用、保全を行なうことをいう。その際に重要なのは、投資目的に沿ってリスクとリターンをコントロールすることであり、資産価値を評価するほか、投資内容や投資先の分散、投資期間の設定などについて工夫することが要求される。

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