不動産ニュース / 開発・分譲

2025/5/8

横浜・北仲の複合開発でタワーマンション704戸

「ブランズタワー横浜北仲」の外観完成予想図

 東急不動産(株)と京浜急行電鉄(株)は8日、新築マンションブランド「BRANZ(ブランズ)」のフラッグシップ「ブランズタワー横浜北仲」(横浜市西区、総戸数704戸)の概要を発表。9日にオフィシャルサイトを開設する。

 同物件は、両社と第一生命保険(株)が進めている住宅・商業・オフィスの複合開発「北仲通北地区B-1築新築工事」の住宅部分。みなとみらい線「馬車道」駅徒歩2分、JR京浜東北線「桜木町」駅徒歩9分で、敷地面積は1万2,345.18平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上40階地下1階建て、高さは150m。敷地は一般定期借地権の準共有で、建物は区分所有となる。

 建物の外観デザインは(株)日建設計チーフデザインオフィサーの山梨和彦氏を招へい。横浜の新たなアイコンとなるデザインを目指し、低層部にはレンガ素材と色調を用い、グリッド上のフレームとガラスを組み合わせることでモダンな印象に。タワー部分には曲線を用いて特徴的なフォルムを演出した。

 敷地内には約3,200平方メートルの水辺の広場を設けるほか、低層部には約4,300平方メートルの商業ゾーンを設け、居住者の暮らしを支える飲食・サービス店舗をオープンする予定。共用部のインテリアデザインには、国内外のホテル・リゾート施設で実績のあるthe range designの寶田 陵氏を起用。メインエントランスには二層吹き抜けのロビーラウンジを設けたほか、パーティーラウンジなども設けた。また、23階には「サウカイサウナ&ゲストルーム」を配置している。

 竣工は2027年11月の予定。25年中をめどにモデルルーム案内を開始する計画。

 なお同日、「北仲通北地区B-1築新築工事」の街区名称を「ハーバーステージ横浜北仲」に決定したことも併せて発表した。総床面積10万9,000平方メートル全体を、実質再生可能エネルギーの電力で賄う計画。このほかにも緑を豊富に植栽したランドスケープやシェア型農園などを採用していく。これらの取り組みにより、利用者の健康や快適性の向上を支援。「CASBEEスマートウェルネスオフィス」の認証を取得する予定。

ブランズタワー横浜北仲」のロビーラウンジ

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