東京都は9日、2025年第1四半期および25年3月の新設住宅着工統計を発表した。
第1四半期の新設住宅着工戸数は3万7,328戸(前年同月比19.6%増)と2期ぶりの増加となった。
利用関係別では、持家が3,170戸(前年同期比1.7%増)と3期連続の増加。貸家は1万9,114戸(前年同期比19.1%増)と2期ぶりの増加。分譲住宅は1万4,959戸(前年同期比25.5%増)と2期連続で増加。このうち、マンションは1万449戸(同40.6%増)と2期連続で増加、一戸建ては4,225戸(同3.6%減)と4期連続で減少した。
地域別では、都心3区は3,142戸(同50.8%増)、都心10区は1万335戸(同44.4%増)といずれも2期連続の増加。区部全体は3万147戸(同21.5%増)と4期連続の増加。市部は7,125戸(同12.7%増)と2期ぶりに増加した。
3月の新設住宅着工戸数は1万5,761戸(前年同月比58.9%増)と2ヵ月連続の増加となった。
利用関係別では、持家が1,288戸(同30.8%)で4ヵ月ぶりの増加。貸家は8,205戸(同48.0%増)と3ヵ月連続で増加。分譲住宅は6,234戸(同87.2%増)と2ヵ月連続の増加となり、このうち、マンションは4,459戸(同132.2%増)と7ヵ月連続、一戸建ては1,622戸(同16.1%増)と5ヵ月ぶりの増加となった。
地域別では、都心3区858戸(同725.0%増)と都心10区4,756戸(同149.8%増)はともに2ヵ月連続の増加。区部全体は1万2,764戸(前年同月比59.5%増)と2ヵ月ぶりの増加。市部は2,989戸(前年同月比58.7%増)と2ヵ月連続で増加した。