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ポラスグループのポラスガーデンヒルズ（株）は9日、分譲住宅「ミライネス柏の葉キャンパス」（千葉県柏市、総戸数5戸）を報道陣に公開した。
つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅徒歩16分に立地。柏の葉エリアの区画整理地内にあり、地主から2年前に用地を取得した。建物は木造2階建て。間取りは3LDK。土地面積170～172平方メートル。建物面積約102～112平方メートル。
全戸の庭をまとめて設計することで、一体感のある中庭を形成。掃き出し窓から出入りができるウッドデッキを各戸に用意し、内と外がつながる公園のような空間を設けた。庭と庭の間には共有のフットパス（小径）を設置。住民同士が自由に通行できる協定を結び、コミュニティが生まれやすい空間としたほか、ごみ置き場へのアクセスをスムーズにした。
全住戸が長期優良住宅仕様、ZEH水準性能を持たせた。リビングの壁の一部には、突き板ウッドパネルを配置。ウッドデッキの木質感と合わせて、中でも外でも木のぬくもりを感じられるようにした。独立型と建物一体型の2つのタイプの「はなれ」のある住戸や、土間と庭がつながるタイプ、オープンキッチンタイプなど各住戸に特徴を持たせている。販売価格は7,490万～7,990万円。引き渡しは2025年5月下旬の予定。
25年4月より販売を開始し、5月9日までに30組が来場。6割が千葉県内在住者で、そのうち半数が柏市、次いで流山市が大半となった。「柏の葉キャンパス」駅や「流山おおたかの森」駅周辺マンションの住み替え検討者からの問い合わせが多かったという。3戸が販売済み。購入者は大手企業に勤めるファミリー層。周辺エリアでは、土地だけで5,000万～6,000万円の建築条件付きの物件が多い中、手頃な価格設定が好評だった。またZEH仕様や公園のような中庭、コミュニティの仕掛けづくりへの評価も高かった。
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