明和地所(株)は12日、2025年3月期決算(連結)を発表した。
当期(24年4月1日~25年3月31日)の売上高は799億200万円(前期比12.1%増)、営業利益52億4,000万円(同5.4%増)、経常利益37億6,900万円(同5.5%減)、当期純利益28億9,700万円(同4.3%増)となった。
主力の分譲事業では、新築分譲マンション816戸(同12戸増)を計上。土地等も併せて、分譲事業の売上高は533億8,800万円(同8.1%増)、セグメント利益は38憶8,600万円(同8.8%減)。期中の分譲マンション契約は734戸(同14.5%減)、契約高は497億400万円(同6.7%減)。期末の契約残高は680億4,500万円(同7.2%増)となった。
流通事業では、既存マンションの買取再販で高利益率を確保できたことと、投資用不動産の一棟販売で5棟を引き渡すなど好調。売上高は196億6,900万円(同29.3%増)、セグメント利益13億4,000万円(同161.4%増)と大幅な増収増益となった。
次期(26年3月期)は売上高840億円、営業利益63億円、経常利益43億円、当期純利益29億円を見込む。