不動産ニュース / 開発・分譲

2025/5/20

地所・三井、金町駅北口複合再開発の街区名称を決定

II期完成予想CG

 三菱地所(株)、三菱地所レジデンス(株)、三井不動産レジデンシャル(株)は20日、参加組合員として参画している「東金町一丁目西地区第一種市街地再開発事業」(東京都葛飾区、施行者:東金町一丁目西地区市街地再開発組合)の街区名称を「クロス金町」、商業施設名称を「MARK IS 葛飾かなまち」に決定した。「MARK IS」シリーズとしては4施設目、都内では初。

 JR「金町」駅北口の西側に位置する約3.0haのエリアの再開発。多世代が交流できる複合施設を整備し、地域の回遊性を促進するため、広場や歩道状空地を整備する。敷地面積約2万4,755平方メートル。延床面積約15万9,310平方メートル。

 I期開発は、区のまちづくり用地等に鉄骨造地上5階地下1階建ての低層建物を建設。先行して営業を開始する。金町自動車教習所が移転して再オープンするほか、従前出店者のイトーヨーカドーが「ヨークフーズ」として再出店する。

 II期開発は、既存建物を解体し、鉄骨造地上4階地下1階建ての商業棟と鉄筋コンクリート造地上40階地下1階建ての住宅棟を建設。店舗や公益施設、住宅、駐車場などで構成する。

 「MARK IS 葛飾かなまち」には、アパレルやドラッグストア、飲食店、アミューズメント施設などの商業施設が出店する計画。店舗面積として全体の約7割に当たる約50店舗が2025年夏に開業する。

 竣工はI期開発が同年7月中旬、II期開発が30年11月の予定。

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市街地再開発事業

都市計画で定められた市街地開発事業の一つで、市街地の合理的で高度な利用と都市機能の更新を目的として実施される事業をいう。既成市街地において、細分化されていた敷地の統合・共同化、共同建築物の建設、公共施設の整備などを行なうことにより、都市空間の高度な利用を実現する役割を担う。

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