(株)不動産経済研究所は20日、4月の首都圏新築分譲マンション市場動向を発表した。
同月の発売戸数は1,006戸(前年同月比3.5%増)と、増加に転じた。地域別では、東京23区256戸(同46.7%減)、東京都下60戸(同58.9%減)、神奈川県275戸(同34.1%増)、埼玉県89戸(同27.1%増)、千葉県326戸(同359.2%増)と、千葉県が大幅に増加した。東京都のシェアは31.4%。
初月契約率は66.3%(同3.9ポイント上昇)。1戸当たりの平均価格は6,999万円(同8.7%低下)、1平方メートル当たりの単価は104万8,000円(同15.6%低下)と、共に3ヵ月ぶりに前年同月を下回った。
即日完売物件は「メイツ船橋行田公園」3期2次(千葉県船橋市、6戸、平均1倍、最高1倍)など3物件22戸。
4月末時点の販売在庫数は5,860戸(前月比256戸減)と、5ヵ月ぶりの5,000戸台。5月の発売戸数は1,500戸程度を見込む。