
三菱地所レジデンス(株)は26日、新築分譲マンションに伝統工芸を活用したアートを設置する「伝統工芸応援プロジェクト」を始動すると発表した。
同社が今後供給する分譲マンションの一部物件に、伝統工芸を活用したアートを設置。物件の公式サイトや販売時のモデルルーム、引き渡し後のマンションを活用してその魅力を発信することで、伝統工芸を広く知ってもらい、物件の付加価値向上や伝統工芸の応援、サポートにつなげる。
初弾は「ザ・パークハウス 王子」(東京都北区、総戸数29戸)と「ザ・パークハウス 新宿富久町」(東京都新宿区、総戸数50戸)。「王子」にはエントランスと1階共用部に薩摩和紙のアートを設置。「新宿富久町」ではエントランスアートに曲木彫刻を採用するほか、各階エレベーターホールの階数表示を南部鉄器職人が制作する。
なお竣工は、両物件共に2026年10月中旬の予定。
