(株)東京カンテイは9日、2025年5月の主要都市圏別・主要都市別新築小規模木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が対象。
首都圏の平均価格は5,709万円(前月比2.9%上昇)と連続で上昇。都県別に見ると、東京都は7,245万円(同0.8%上昇)と上昇し、14年4月の集計開始以降最高価格を更新した。神奈川県は5,034万円(同2.5%上昇)、千葉県は4,760万円(同0.6%上昇)と連続上昇。埼玉県は4,433万円(同5.2%上昇)と3ヵ月ぶりに上昇。
近畿圏の平均価格は4,081万円(同0.1%上昇)とわずかながら3ヵ月連続の上昇。主要府県別では、大阪府が4,016万円(同0.6%下落)で3ヵ月ぶりの下落となった。兵庫県は4,341万円(同0.1%上昇)、京都府は3,982万円(同1.3%上昇)。
中部圏は3,730万円(同2.2%下落)と3ヵ月連続で下落。愛知県は3,737万円(同4.6%)と連続で下落した。