不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2025/6/16

建設好調で大幅増益/東建コーポ25年4月期

 東建コーポレーション(株)は12日、2025年4月期決算(連結)を発表した。

 当期(24年5月1日~25年4月30日)は、売上高3,666億4,000万円(前期比7.6%増)、営業利益222億5,800万円(同70.7%増)、経常利益227億5,200万円(同69.7%増)、当期純利益157億7,800万円(同76.4%増)、と大幅な増益で着地した。

 建設事業の売上高が1,511億3,100万円(同14.9%増)、営業利益154億700万円(同185.5%増)と大幅な増収増益。前年度の受注高増加が影響したほか、過年度に実施した販売価格改定によって完成工事総利益率が改善。ナスラック(株)の外販売上高も増加した。なお、総受注高は1,811億1,600万円(同10.0%増)となった。

 不動産賃貸事業の売上高は2,132億8,400万円(同3.0%増)、営業利益は141億3,700万円(同2.6%減)。管理戸数が増加したことにより、一括借り上げの家賃収入の増加や管理料の増加によって増収したが、仲介業務支援システムの改修やキャンペーン実施などを行なってきた結果、期末の入居率は99.0%となった。

 次期(26年4月期)については売上高3,868億7,900万円、営業利益211億3,300万円、経常利益216億1,200万円、当期純利益146億6,400万円を見込む。

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