不動産ニュース / 開発・分譲

2025/6/24

群馬初の「スマート&レジリエンス」マンション

「ハイムスイート高崎 ザ・レジデンス」の完成予想図

 積水化学工業(株)住宅カンパニーは24日、分譲マンション「ハイムスイート高崎 ザ・レジデンス」(群馬県高崎市、総戸数271戸)を20日に発売したと発表した。西日本鉄道(株)、(株)長谷工不動産との共同事業。「スマート&レジリエンス」を前面に押し出す同ブランドのマンションは群馬県で初。

 JR「高崎」駅徒歩5分。敷地面積は4,128.52平方メートル、建物は鉄筋コンクリート造地上19階建て、延床面積は2万2,633.72平方メートル。専有面積は67.10~100.55平方メートル、間取りは2LDK+S~4LDK+DEN。

 壁や窓の断熱性を高めると共に、高効率給湯器や省エネ性に優れた設備機器を導入することで、ZEH-M Orientedの認証を取得。快適性を保ちつつ住棟全体の一次エネルギー消費量を基準値から30%以上削減する。さらに、地震時に揺れに合わせて曲がる給水管や、地震を感知すると強制的に満水にして水を確保する災害時対応型貯水システムなど、同社グループの防災商品を取り入れたハード面での防災対策のほか、住民専用アプリを使った生活支援など、ソフト面も充実させた。

 さらに、スケールメリットを生かした多様な共用施設を用意。エントランスを入ると、2層吹き抜けのロビー空間「グランドホワイエ」や、コミュニティスペースや宿泊ルームとしても使える「スイートラウンジ」、スタディルームや大型モニターを設置した防音ルームなど、オン・オフで使い分けられる。

 現在先着順で申し込みを受け付けている1期2次販売は、販売戸数2戸、専有面積は70.76平方メートルと100.49平方メートル、間取りは3LDKと4LDK+DEN。販売価格は5,198万円、9,498万円。7月上旬に予定している1期3次の販売戸数は未定だが、専有面積67.10~91.69平方メートル、間取りは2LDK+S~4LDK。販売価格は3,900万円台~8,000万円台、最多価格帯は5,000万円台になる見込み。

 竣工は2027年2月を予定。

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