
安田不動産(株)は26日、英国における学生専用住宅の開発事業へ参画すると発表した。
シンガポールの大手不動産ディベロッパーであるFar East Organization社のグループ会社、Far East Orchard社(シンガポール、Group CEO:Alan Tang)と共同で推進する。安田不動産の英国における事業としては、3月に参画したロンドンでのオフィス事業に続く2件目で、住宅市場へは初参入。
Far East Orchard社が組成・運用するファンドを通じ、英国の主要大学が立地する都市の競争力の高い開発用地を複数取得し、開発・賃貸事業を行なう。すでに、ラッセル・グループ所属大学があるグラスゴーおよびマンチェスターにおいて開発用地を取得済み。
グラスゴーのプロジェクトは、ベッド数273ベッド、マンチェスターのプロジェクトでは239ベッドの学生専用住宅を開発する。
同社は今後も継続的に優良な用地の取得を進めていき、高品質な学生住宅の継続的な提供を通じて、学生の住環境の向上と学生用ベッド数の供給不足の解決に貢献するとしている。
