
NTT都市開発(株)は10日、オフィス「owns 八丁堀」(東京都中央区)の竣工を発表した。
「owns」は、2024年より同社が展開するコンパクトサイズオフィスのブランド。⼈それぞれの働き⽅や価値観を尊重し、それらが混ざり合うことで「集まることの価値」を高めていくことを目指している。各階専⽤テラスや屋上テラス、飲⾷店区画を設置し、多様なコミュニケーションを誘発。また、全物件でZEB Readyの認証を取得している。
今回竣工した「八丁堀」は、JR京葉線・東京メトロ日比谷線「八丁堀」駅徒歩1分、東京メトロ東西線「茅場町」駅徒歩6分など複数駅が利用可能。鉄骨造地上12階建て、延床面積は約4,160平方メートル。基準階面積は約334平方メートル。オフィス、飲食店、診療所で構成する。
オフィス街でありながら、⾃然と共存している八丁堀らしさを取り入れ、内装は、川や植物などの⾃然を想起させるブルー・パープル・ブラウンのカラーを採用。⽔⾯を表現した⾦属パネルや⾃然素材の漆・突板などで空間をデザインした。
フロア内は天井や床の仕上材を最⼩限にし、⾃由度の⾼いオフィス仕様とした。1階には飲⾷店エリアを設置。建物にあるオフィス⽤エントランスと飲⾷店⽤エントランスは区分けせずに、⼀体的に利⽤できるようにした。全オフィスフロアに会議室・インナーテラス・専⽤テラスを⽤意。Wi-Fiも導入し、⼀部のフロアには家具什器も用意する。屋上テラスでは、貸し切りによる職場内でのイベントなども開催することができる。