東急不動産(株)と東急リゾーツ&ステイ(株)は25日、生物多様性価値の定量化手法を開発したと発表した。
MS&AD インターリスク総研(株)、(株)地域環境計画との共同開発。英国のBiodiversity Net Gain(自然環境を開発前よりも定量的に良い状態にすること)政策に用いられている手法を参考に作成した。
今回の定量化手法から得られた結果に基づき、リゾート事業地における生物の分布や保全への貢献度を数値化するとともに、ネイチャーポジティブにつながるアクションを事業の中で実施していく計画。
なお東急不動産・東急リゾーツ&ステイは、環境省が実施する「2030生物多様性枠組実現日本会議(J-GBF)」が呼び掛ける「ネイチャーポジティブ宣言」への参加を表明しており、生物多様性定量化については、同宣言に基づく具体的な取り組みの一つ。