
三菱地所(株)は28日、解体工事を進めている「有楽町ビル」「新有楽町ビル」の跡地約1haに複合施設「YURAKUCHO PARK」を2026年後半に開設する計画を発表した。新たなビルの建設までの暫定期間利用として、同施設を活用してまちの新たな価値創造につなげる。
日本のカルチャー発信拠点として開発する。「見る」だけではなく、「感じる」、ここだけでしか体験できない空間の提供を目指す。丸の内エリアのまちづくりにおいて、建物解体後すぐに新たな建物を建てるのではなく、「次のまちづくり」につながる準備期間として、まちの進化を体感できる空間を整備する。
同施設では、NOT A HOTEL(株)による新プロジェクト「JAPA VALLEY TOKYO」を共同開催。同プロジェクトでは、世界的な音楽プロデューサー・クリエイターであるファレル・ウィリアムス氏と、日本を代表するクリエイターのNIGO®氏が手掛けるアート・商業・ホスピタリティの複合空間を整備し、都市空間を国際的日本カルチャーの発信拠点としていく。