不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2025/7/29

不動産事業好調で増収増益/ヒューリック25年12月期2Q

 ヒューリック(株)は28日、2025年12月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(25年1月1日~6月30日)は、売上高3,000億8,100万円(前年同期比46.4%増)、営業利益750億5,500万円(同8.8%増)、経常利益665億4,700万円(同2.6%増)、当期純利益448億9,300万円(同1.7%増)。

 主力の不動産事業では、期中に「アリオ西新井(一部)」、「ヒューリック神谷町ビル」などを取得。開発・建替事業は、「(仮称)三郷物流開発計画」、「(仮称)銀座ビル建替計画」などが順調に進行した。また、販売用不動産の売り上げも好調だったことなどから、営業収益2,573億3,500万円(同42.5%増)、営業利益797億1,300万円(同9.4%増)となった。

 ホテル・旅館事業では、連結子会社であるヒューリックホテルマネジメント(株)が「THE GATE HOTEL」シリーズや「ビューホテル」シリーズ、ヒューリックふふ(株)が「ふふ」シリーズを中心にホテル・旅館を運営。インバウンド需要の取り込みによる宿泊単価の上昇に加え、国内外の活発な需要を着実に取り込んだことから、同セグメントの営業収益は279億4,300万円(同11.8%増)、営業利益は26億5,200万円(同73.0%増)を計上した。

 通期については、売上高は販売用不動産の売買動向によって大きく変動する可能性があるとして非開示。営業利益は1,780億円、経常利益は1,640億円、当期純利益は1,080億円を見込む。

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