不動産ニュース / 開発・分譲

2025/7/31

ベトナムの大規模都市開発PJに参画/東急

「IZUMI CITY (イズミシティ)」のイメージ

 東急(株)は30日、ベトナム国ドンナイ省の大規模都市開発プロジェクト「IZUMI CITY (イズミシティ)」に参画すると発表した。

 同社は、現地ディベロッパーの「NAM LONG INVESTMENT CORPORATION」(ナムロン社)と阪急阪神不動産(株)の3社と共同でプロジェクトを推進する。

 計画地のドンナイ省は、ベトナム国最大級の都市であるホーチミン市に隣接し、約440万人の人口を擁する都市。インフラ整備の進捗や工業団地の発展により、さらなる経済発展と人口増加が見込まれている。
 同プロジェクトでは、ドンナイ川沿いの約170haのエリアに、低層分譲住宅(総戸数約2,900戸)を中心に、商業施設、学校、公園などの生活利便施設の整備を行なう計画。

 2021年にナムロン社と阪急阪神不動産が同プロジェクトを始動し、23年末に第1期低層住宅(総戸数275戸)が竣工した。
 第1期低層住宅は、分譲住宅(総戸数251戸)と店舗付分譲住宅(同24戸)で構成。鉄筋コンクリート造地上3階建て。敷地面積約120~160平方メートル。建物面積約180~260平方メートル。最多面積帯は200平方メートル。共用施設はクラブハウス、プレイグラウンド、セキュリティゲートなど。

 今後は、3社でまちづくりの知見・ノウハウを結集。ベトナム人ファミリーのニーズを満たす住宅と生活利便施設を融合させ、住民同士のコミュニティが育むサステナブルなまちへの成長を目指していく。

 25年内に第2期低層住宅(総戸数約500戸)を着工し、販売を開始する予定。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。