不動産ニュース / 開発・分譲

2025/8/6

住友林業、ジャカルタ近郊で複合都市開発に着手

タウンシップ事業イメージ

 住友林業(株)は6日、インドネシアの不動産開発大手シナルマス・ランドと共同で、「タウンシップ(複合都市開発)事業」に着手すると発表した。

 ジャカルタ近郊の大規模都市開発プロジェクト「コタ・ウィサタ(Kota Wisata)」に隣接する約156.5haの敷地で、戸建分譲住宅と店舗併用住宅を合計約4,100戸建築・販売する計画。約110区画の商業用地も整備し、商業施設やスポーツクラブ、学校などを誘致する。総事業費は約1,370億円。

 開発地内の一部施設を木造で建設する計画を推進しており、同国で展開する木材建材の製造・流通事業とのシナジーを追求する。環境認証「EDGE」の取得を見据え、一部施設の木造化を含め環境に配慮した開発を進めていく。

 年内に販売を開始し、2041年までの引き渡し完了を目指す。

 同社はアジア他地域において、24年3月からベトナム・ホーチミン市で、約6,700戸(敷地約41ha)の大規模タウンシップ開発事業を展開。インドネシアでもタウンシップ開発の知見を蓄積し、今後はアジア地域全体で都市機能を包括して開発する大規模なタウンシップ開発事業を拡大していく方針。

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