みずほ不動産投資顧問(株)は12日、一定の築年数が経過した不動産の環境性能向上を目的とした不動産ファンド「みずほグリーンリカバリーファンド」の第1号案件を組成した。
大阪府内の大型オフィスビル(1990年竣工)において、主に設備の運用改善、改修・更新工事等による消費エネルギー削減目標を達成しながら運用収益を狙う。環境問題に対する意識の高い複数の事業法人が投資家として参画している。
みずほ信託銀行(株)がファイナンスアレンジを担った。さらに同案件に対して(株)みずほ銀行はサスティナビリティ・リンク・ローン「Mizuho不動産ノンリコース・サスティナビリティ・リンク・ローン」を、みずほリース(株)はメザニンローンを実行している。