霞ヶ関ホテルリート投資法人は13日、東京証券取引所不動産投資信託証券市場(JREIT)に上場した。REITの新規上場は2021年6月の東海道リート投資法人以来約4年ぶりとなる。
同投資法人の資産運用会社は霞ヶ関リートアドバイザーズ(株)。スポンサーは不動産ディベロッパーの霞ヶ関キャピタル(株)で、日本初のディベロッパー系ホテル特化型の上場REITとなる。国内ホテル市場で供給不足が指摘されている多人数向けホテルに投資していくことで、観光立国の発展に貢献しつつ持続的成長を図る。
当初のポートフォリオとして、14日に15物件の不動産信託受益権を492億円で取得。公募価格は10万円で、初値は10万3,800円で公募価格を上回った。終値は10万3,000円。
また同日、26年1・7月期および27年1月期の運用状況予想を発表。26年1月期は営業収益15億6,100万円、営業利益11億1,600万円、経常利益6億7,300万円、当期純利益6億7,300万円、1口当たり分配金2,336円と予想。同年7月期は営業収益15億6,300万円、営業利益10億4,400万円、経常利益7億7,700万円、当期純利益7億7,700万円、1口当たり分配金2,925円と予想。27年1月期は営業収益16億8,700万円、営業利益11億5,500万円、経常利益9億円、当期純利益9億円、1口当たり分配金3,352円を見込む。