不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2025/8/14

戸建関連堅調で増収増益/オープンH25年9月期3Q

 (株)オープンハウスグループは13日、2025年9月期第3四半期決算(連結)を公表した。

 当期(24年10月1日~25年6月30日)は売上高9,397億2,500万円(前年同期比5.0%増)、営業利益1,022億4,700万円(同26.6%増)、経常利益982億4,200万円(同16.9%増)、当期純利益706億800万円(同3.0%増)だった。

 戸建関連事業は、同社グループの展開エリアにおける戸建住宅に対する需要の回復に加え、前連結会計年度に取り組んだ在庫の入れ替えが奏功し、売上総利益率の改善が顕著に。その結果、売上高は5,180億5,800万円(同0.0%増)、営業利益は559億8,400万円(同28.9%増)となった。

 マンション事業は、売上高189億9,100万円(同23.4%減)、営業損失2億8,000万円(前年同期:営業利益1億5,900万円)。引き渡しが第4四半期に集中するため、当期までに引き渡した物件は限られるものの、販売契約は順調に進捗している。

 収益不動産事業は、事業法人、富裕層が投資対象とする賃貸マンション、オフィスビル等に対する高い需要は継続しており、売上総利益率が大きく改善。売上高1,418億4,600万円(前年同期比8.9%増)、営業利益145億9,900万円(同67.3%増)となった。

 その他事業は、日本の富裕層における、資産分散を目的とするアメリカ不動産に対する投資需要が高く、販売が順調に推移。売上高1,103億8,400万円(同27.0%増)、営業利益135億1,800万円(同49.6%増)となった。

 通期業績については売上高1兆3,100億円、営業利益1,430億円、経常利益1,375億円、当期純利益1,000億円を見込む。

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収益物件

賃料収入を得る目的で所有される不動産。不動産投資の収益源である。

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