不動産ニュース / 開発・分譲

2025/8/19

神戸の物流施設が満床竣工/ダイビル

「CPD西宮北EAST」外観

 ダイビル(株)は18日、マルチテナント型物流施設「CPD西宮北EAST」(神戸市北区)が、7月31日に竣工したと発表した。

 (株)センターポイント・ディベロップメントが組成する特定目的会社を通じて開発を進めていたもの。入居予定企業と賃貸借契約締結済みで満床稼働となっている。

 中国自動車道「西宮北」ICより約2km、神戸電鉄三田線「岡場」駅徒歩約5分に立地。敷地面積9万9,916平方メートル。鉄筋コンクリート造一部鉄骨造6階建て、延床面積23万9,795平方メートル。免震構造を採用した。

 梁下天井有効高5.5m。ダブルランプウェイにより各階に接車が可能。1階に70台、2~6階に各52台のトラックバースを設置する。各階は最大5区画に分割することができる。
 共用の休憩室、ドライバー用トイレ、喫煙スペース、屋外テラス、売店などのアメニティ、庫内には大型シーリングファンを設置。
 外壁に断熱性能の高いサンドイッチパネルを採用。高効率空調設備の設置、全館省電力型LED照明を備えるなど、環境負荷低減に配慮した施設として、CASBEE「Aランク」、BELS「5スター」、ZEB Readyの認証を取得する。

 また、非常用発電機設備を採用するなど、入居企業のBCPに寄与していく。

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物流施設

貨物の保管・仕分けなどのための施設。物流センター、倉庫などであるが、保管機能だけでなく流通加工の機能を備えたものもある。必要な設備は貨物の性質や施設の用途によってさまざまで、その立地は、輸送方法や用途に応じて選定される。倉庫事業者が施設を建設し、賃貸する方法で運営されている場合が多い

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