不動産ニュース / 調査・統計データ

2025/8/19

夏場の入居中トラブル、「害虫・害獣の発生」が最多/日管協

 (公財)日本賃貸住宅管理協会は19日、賃貸住宅入居者を対象にした夏場に起こりやすい「入居中トラブル」実態調査の結果を発表した。

 調査対象は、現在賃貸住宅(賃貸マンション・アパート・一戸建て)に住む全国の20歳~69歳の男女。7月15~23日にインターネットでアンケートした。

 大家や入居者・管理会社から同協会に入る問い合わせのうち、入居中トラブルにあたる件数は24年8月が最多。7月・9月も相対的に件数が多いことから、夏場は入居中トラブルが増える傾向にある。

 「入居中トラブル」について発生した時期ごとに調査したところ、夏に発生した入居中トラブルで最も多かったのは「害虫・害獣の発生」で361件だった。次いで「不快なにおいの発生」(同193件)、「水回りのトラブル」(同192件)と続いた。年間ランキングより順位が上昇しているものとしては「不快なにおいの発生」(年間ランキングより3ランク上昇)、「エアコンの故障・不調」(同152件、同4ランク上昇)となった。

 「入居中トラブルの対処方法」では、「管理会社・管理人・大家に相談・対応したもらった」が42.5%を占めた。次いで「特に何もしていない」(36.3%)「自分・同居の家族で対処した(修理・清掃・グッズ購入など)」(26.4%)となった。「引っ越しをした」という回答も2.5%あった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆