不動産ニュース / リフォーム

2025/8/21

東京・湯島の集合住宅の1室をリノベーション

〝間(ま)のある暮らし”の土間と洋室

 (株)コスモスイニシアはこのほど、(株)ヤマムラ(山形県新庄市、社長:中村 真氏)建物再生室との共創によるリノベーションプロジェクト第2弾として「湯島ハイタウン」(東京都文京区)の1室の販売を開始した。

 内閣府が実施した「孤独・孤立の実態把握に関する全国調査」(2024年)によると「孤独感がある」と回答した人が全体の約4割にのぼるなど、今後、人との自然な関わりが希薄になることが予測される。そこで、今回の物件では暮らしの中に“間”を設けることで、一人でも誰かとでも心地よく過ごせる住まいを目指した。

 東京メトロ千代田線「湯島」駅徒歩3分の「湯島ハイタウンB棟」内。専有面積は56.43平方メートル。間取りは2LDK。

 暮らしの中に「ひとり」と「誰か」の間、「閉じる」と「開く」の間など、明確に分けずに緩やかに行き来できる間(ま)を設け、人との距離感を柔軟に選べる空間を意識して設計。玄関から奥まで続く土間が屋内と屋外を緩やかにする「通り土間」を設置したほか、曲線的な動線により視線と気配が自然と交わる「R型キッチン」を採用した。光や人の気配を感じられる「古材の雪見障子」や、空間を広く使う・こもるを自由に選択できる「連続する稼働建具の壁」も取り入れた。

「R型キッチン」

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