
京浜急行電鉄(株)は21日、学生賃貸マンション事業への参入を発表した。第1弾となる「プライムグレーヌ横浜桐畑」(横浜市神奈川区、総戸数37戸)の入居者募集を22日により開始する。
同社グループで展開している住宅ブランド「プライム」の新シリーズとして、沿線に住むまちに「愛着・地縁」を持ち、学んでほしいという思いを込め、フランス語で「種」や「将来」の意味を持つ「グレーヌ」という名称で展開する。
「プライムグレーヌ横浜桐畑」は、JR「横浜」駅徒歩12分、京急線「神奈川」駅徒歩5分、東急線「反町」駅徒歩5分と、3駅11線の利用が可能。
敷地面積は約545平方メートル。三井ホーム(株)の木造マンション「MOXION」を採用。ZEH-M Orientedの認証を取得予定。延床面積は約995平方メートル、居室面積は約747平方メートル。共用部は(株)ファミリーネット・ジャパンと協力し、「グリーン電力証書」が付与された再生可能エネルギー由来の電力を導入する。
また、京浜急行電鉄の社有林を活用した「みうらの森林(もり)プロジェクト」の一環として、森林管理で発生した間伐材を活用した各部屋の「部屋番号プレート」を採用。また、同社グループの特別優待などが利用できる会員制クラブ「京急プライムクラブ」も利用することができる。
運営は(株)ジェイ・エス・ビーが担当予定。竣工は2026年2月の予定。