
大東建託(株)は26日、コンパクトワンルームの重層長屋商品「Raffan(ラファン)」を東京23区対象に限定10棟、9月1日に販売開始すると発表した。
都市部における狭小地有効活用と単身世帯の居住ニーズへの対応を目的に開発した商品。若年単身者は部屋の広さよりも立地を重視する傾向が高いことから、山手線内・都区部主要駅まで徒歩5分圏内での建築を想定している。
木造ツーバイフォー工法2階建ての建物は、1階住戸は14.58平方メートル、2階住戸は20.15平方メートル+3.9畳のロフトという構成。面積を抑えることで、好立地でも若年層が無理なく入居できる家賃設定ができるようにした。
同社では、同商品の販売状況や入居者の反応を見極めていくことで、今後の商品開発の可能性を探っていくとしている。